2019年02月05日

【入江旧居の二十四節気】立春

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2019年2月4日。
立春。
春のはじまりは、一年のはじまりでもあります。
昨日の節分で鬼という邪気を払い、
一年の福を願った方も多いことでしょう。

さて、
NPO法人文化創造アルカが入江泰吉旧居の事業コーディネーターを引き受けることが決まって、
いよいよ旧居の一般公開が始まったのは2015年3月1日のことでした。
この時から、節気ごとに入江旧居での季節の移ろいや、出会い、入江先生と光枝さんご夫妻の思い出などを、私のエッセイと石井均さんの写真とで紹介してきました。
誰に頼まれたのでもなく、ただやってみよう、やりたいと思って、続けてきました。

それを今回をもって、おしまいにしたいと思います。

二十四節気は約2週間ごとにめぐってきます。大きな変化はありませんが、それでも意識することで、気付くことができた折々の美がありました。

来年度からも、これまでと同様に入江泰吉旧居の事業コーディネーターは続けてまいります。

また新しい方法で、
この場所がここに在ることを発信し、
みなさんと一緒に、この場所を奈良のたからもののひとつとして大切にしていけるきっかけになるようなことを考えてみたいと思っています。

長い間ご愛読いただき、温かい感想もたくさんいただきました。昨年開催した入江旧居の二十四節気展に多くの方にご来場いただけたことも忘れません。

ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。

   文・倉橋みどり 写真・石井 均 協力・石井直子
posted by アルカからのお知らせ at 21:30| Comment(0) | 入江旧居

2019年02月01日

【入江旧居の二十四節気】最終回のお知らせ

長い間お読みいただいてきた「入江旧居の二十四節気」は、次回立春編で最終回です。
ご愛読ありがとうございました。

   (事務局)
posted by アルカからのお知らせ at 15:26| Comment(0) | 入江旧居

2019年01月20日

【入江旧居の二十四節気】大寒

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2019年1月20日は二十四節気の大寒です。
冬の最後の節気で、一年でもっとも寒くなるころ。
入江泰吉旧居を訪れる方からも、
「このお宅は素敵だけど、冬は寒くて大変だったでしょうね」と言われることがあります。
確かに、旧居のうち元々あった古い家の部分は、ぐるりと掃き出し窓になっていて、隙間風が気になるのでは、と心配してくださるようです。
でも、窓が西側と南側に向いていて、お天気のよい日は日がたっぷりとあたり、それほど底冷えはしません。
その代わり、現在事務室に使っているスペースは、もともとダイニングキッチンだったのですが、この東側の道に面した、窓のない細長い板の間だけはとことん冷えます。
台所仕事をするにはちょうどよかったでしょうが、足元から冷えがじわりじわりとのぼってきてたまりません。入江ご夫妻も、冬場はきっと食事は居間でなさっていたのではないでしょうか。
この旧居の一般公開が始まって、早いもので、四度の春夏秋冬を過ごしてきました。
私は、毎日出勤しているわけではありませんが、それでも定期的にここで一日(といっても、10時から17時までですが)を過ごすことは、本を読んだだけでは到底わからなかったたくさんのことを教えてくれます。
ここで四季を感じ、雨の日、晴れの日を過ごせること。
そして、たくさんの方々に出会えること。
これまでもここでいろいろな人といろいろな話をしましたし、きっとこれからも……。
これこそが、入江先生からの贈り物のように思えて、改めて感謝の気持ちがこみ上げてくるのです。

   文・倉橋みどり 撮影・石井 均


posted by アルカからのお知らせ at 23:13| Comment(0) | 入江旧居