2017年09月23日

【入江旧居の二十四節気】立秋

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2017年9月23日は二十四節気の秋分です。
春分の日と同じく昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、お彼岸の中日でもあります。
入江泰吉先生と奥様の光枝さんのお墓は、奈良市東笹鉾町の浄國院にあります。
入江旧居からも歩いて5分ほどでしょうか。
こぶりの上品なお墓は、入江先生がご生前にデザインされたものだそうです。
鐘のすぐ下にあり、山門の前を通るときにも鐘楼ごしに入江先生のお墓が見えます。
実は、同じお寺の境内に、くっきりと「入江家」と彫られた、かなり大きなお墓があり、ときどき間違えてお参りされる人もあるとか・・・。一方、入江先生のお墓に刻んである「入江家」の文字は、凝った書体なのです。
いつだったか、ぜひお墓参りをしたいとおっしゃる方にお寺とだいたいの場所をお知らせしたところ、しばらくしてお電話がかかってきて
「探したけど見つからないのですが・・・」
「鐘のすぐ下の五輪塔のようなお墓ですよ」
「そういうお墓はあるのですが・・・〈穴なんとか家〉と書いてあって、入江家とは読めないのですが・・・・」
そんな会話をしたこともありました。
若き日に先生にお世話になったという方をお連れしたこともあります。
ひざまずいて頭をこすりつけるようにして、
「ありがとうございました」と男泣きに泣かれた方もありました。
春分の日、秋分の日は、この世とあの世の行き来がしやすくなるのだそうです。
秋の草花と煙草を持って、私もお参りにいきたいと思います。

先生が彼岸に旅立たれて25年目の秋です。


   文 倉橋みどり 写真 石井均
posted by アルカからのお知らせ at 04:23| Comment(0) | 入江旧居
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