2018年06月06日

【入江旧居の二十四節気】芒種

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2018年6月6日から、二十四節気の芒種となります。
禾あるもの、つまり穀物を植えるころという意味だそうです。

今日近畿は梅雨入りし、奈良は雨の一日となりました。
雨の日は出かけるのがおっくうになりますが、今日の私の予定は講座の下見。近鉄奈良駅から、水門町の入江旧居を抜け、東大寺大仏殿まで歩きました。靴が汚れないように歩く私たち人間とは対照的に、そこここで出会う鹿たちは、みんなとても元気で、時折体をぶるぶるっと震わせて雨粒を払いながら、傘をさす私たちに鹿せんべいをねだってきたり、整列して悠々と横断歩道を渡ったり……。
このころの雨は植物たちにとっては恵みの雨。一雨ごとに、目に見えて成長していきますが、動物たちにとっても、このころの雨というのは、英気を養ってくれるものなのでしょう。
雨の日の撮影がお好きだった入江泰吉先生には、「今ごろそんなことに気づいたの?」と失笑されそうですが、それほどに今日出会った鹿たちは揃って、美しい夏毛に着替え、生き生きとした瞳をしていたのでした。

   文 倉橋みどり 写真 石井均


posted by アルカからのお知らせ at 23:13| Comment(0) | 七十二候