2018年03月21日

【入江旧居の二十四節気】春分


P1030919.jpg

DSC_4501.jpg

2017年3月21日は春分の日です。
お彼岸の中日でもあり、お墓にお参りされる方も多いでしょう。
入江先生ご夫妻のお墓は、旧居から歩いて5分ほどの浄國院さんにあります。
以前も書きましたが、生前に入江先生ご自身が場所もデザインも決めておられたそうで、とても品のあるお墓です。
山門から見えるシルエットも美しく、毎日のようにお寺の前を行き来するたび、そっと手を合わせるのですが、ここのところ、なかなか墓前まで行くことができませんでした。
春分の日。久しぶりにお参りに行くつもりです。
今年は先生の好きだった椿がまだまだたくさん咲いています。
お供えに椿を一輪、そして、先生のお好きだった煙草を持っていくことにしましょう。

   文 倉橋みどり 写真 石井均
posted by アルカからのお知らせ at 10:22| Comment(0) | 入江旧居

2018年03月06日

【入江旧居の二十四節気】啓蟄

DSC_2406.jpg

2018年3月6日は啓蟄。
奈良では、入江泰吉先生も通った東大寺二月堂のお水取りが始まっています。
もともと2月に行われていた法会なので、「修二会」と呼ばれるのですが、明治の改暦で、本行は3月1日から行われるようになりました。
旧暦では、日付は、月の満ち欠けそのもの。
修二会は、毎年新月の闇のなかで始まり、満行のころ、満月を迎えていました。
今年の3月1日は十四夜月。
まんまるのお月様から、行が進むにつれ、少しずつ、少しずつ月が欠けていきます。
局でしばらく聴聞したあとは、二月堂の登廊も裏参道も、ほとんど人気がなくなり、
おたいまつのときの歓声が、まるでずっと前のことに感じられるほど、静まり返っています。
入江先生も、こんな夜道をお帰りになったんだろうか・・・。
そんな想像をしながら見上げる月と星は、一段と輝いて見えます。


   文 倉橋みどり 写真 石井均
posted by アルカからのお知らせ at 23:03| Comment(0) | 入江旧居