2016年05月27日

イベント「月夜のおさんぽ3」

イベント「月夜のおさんぽ3」
主催:踏花舎×日+月+星

日 時:2016年6月18日(土) 16時30分開場 17時〜19時ごろ
場 所:ミジンコブンコ(奈良市東笹鉾町41)
   文化創造アルカ「いぶきの間」(奈良市東笹鉾町32)
参加費:2,500円(ティータイム代を含む、当日お支払い下さい)

6月18日は十四番目の月の夜。
夕暮れの光、月の明かりを愛でながら
ゆったりとした時間を過ごしませんか。
3回めとなる今回は、入場無料の作品展と市も行います。
ぜひお気軽におこしください。

17時〜 黄昏どきのティータイム (ミジンコブンコさんにて)
17時40分ごろ〜 ハリケーンランプを囲んで
夜空をイメージした日+月+星さんの演奏×倉橋みどりの朗読
リラックスしながら 心のおさんぽを。
19時ごろ〜 終了予定

【同時開催】(13時〜16時半ごろまで) こちらは入場無料です。
■上埜たかこさんの小さな作品展
■月夜のおさんぽ市
〜ムーンキャッチャー、月をテーマにしたアクセサリー、ポストカード、古本などを販売します。

【お申込み】文化創造アルカHP
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2016年05月20日

【入江旧居の二十四節気】小満

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 2016年5月20日は二十四節気の小満。
 「しょうまん」と読みます。
 わかるようで、でもきちんと説明するのが難しい言葉です。
 「夏が始まり、すべてのものが成長し、天地に満ちてくるころ」とでもいえばよいでしょうか。
 江戸時代の天明七年に出版された『こよみ便覧』を国立国会図書館デジタルコレクションで見ることができるのですが、この書物では、小満に「万物盈満(ばんぶつえいまん)すれば草木枝葉茂る」と説明がついています。
 盈と満は同じような意味で、盈月といえば、新月から満月までの間の月をさします。
 いままさに、万物が秋の稔りに向け、成長し始めたところ、というイメージが浮かんできます。
 ちなみに、二十四節気には、「小雪」と「大雪」、「小寒」と「大寒」と、小と大がセットになっている呼び名がありますが、「大満」というのはありません。

 さて、入江泰吉旧居で感じる「小満」といえば、どんなところにあるでしょう。
 春の半ばから楓の葉がみるみる伸びて、今や廊下とアトリエから見える景色は緑一色。
 その色は日ごとに深まり、楓の葉もますます大きくなり、ちょうど今ごろから、吹き抜ける風も、部屋に差し込む日差しまでもが、緑色を帯びているように感じられるほどです。
そして、香りなどないはずの楓と、応接間の前に貫禄満点で立っている大きな欅からは、かすかに、でも確かに夏の香りが漂ってくるのです。
 きっと、在りし日の入江先生もこの香りを知っておられたはず・・・。
 そんなふうに思いながら館内をご案内していると、半袖姿の入江先生の笑顔が鮮やかに浮かんできます。

     文・倉橋みどり 写真・石井均
posted by アルカからのお知らせ at 22:47| Comment(0) | 入江旧居

2016年05月05日

【入江旧居の二十四節気】立夏

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 今日から夏。2016年5月5日は二十四節気の立夏で、七十二候は蛙始鳴(かわず はじめて なく)。
 「夏立つ」、「夏来る」という季語があります。
 春夏秋冬の始まりを「立つ」とか「来る」という言葉で表現しているのですが、とりわけ夏は、勢いよくやってくる実感があります。
 入江泰吉旧居にも、一般公開が始まって2度目の夏がやって来ました。
 大きな木々に囲まれ、窓のすぐ下を川が流れるこの家では、昨年の夏もいつも涼しい風が吹き抜けてくれていたような記憶があります。
 何よりも木々の枝越しに差し込む光が本当に美しく、毎週のように通っていても、見とれてしまうほど。紅葉の時期も素晴らしいのですが、やはり夏も魅力的です。

「入江先生は素敵なお宅に住んでおられたんですね」
「こんなおうちに住みたいわ」
 そんな声があるかと思えば
「うちのおばあちゃんの家がこんな感じだった」
「こわしてしまおうかと思っている家がちょうど同じ間取りで・・・」
とおっしゃる方もあります。
 ときには「イリエ タイキチ?何をした人ですか?」とよくわからないまま入館された外国人が書斎で気持ちよさそうに座りこんでいることも。

 この空間をそれぞれに楽しむ人達の表情や言葉に旧居の魅力を教えられる日々。

 今年の夏は、どんな方々にお会いできるでしょうか。
 あなたもぜひ。

   文・倉橋みどり 写真・石井均
posted by アルカからのお知らせ at 10:15| Comment(0) | 入江旧居