2016年02月19日

【入江旧居の二十四節気】雨水

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 2016年2月19日。
 今日は二十四節気の雨水。雪は雨へと変わるころ。春の温かさが感じられる言葉です。
 雨水といえば、雛人形を飾るにはこの日がよく、良縁に恵まれるといったりするのだそうです。
 私も実家では毎年のように雛飾りをしていましたが、雨水を意識していた記憶はありません。地方にもよるのかしら・・・などと考えているうちに、ふと入江先生のお宅の雛飾りのことが気になりました。入江先生ご夫妻にはお子さんがおられませんでしたが、奥様がご自分のために飾っておられたかも・・・と長年入江家にお手伝いさんとして勤めておられた黒田千秋さんにお訊ねすることにしました。
 ゆっくりと記憶をたどっていただいたのですが、入江家では床の間や違い棚などの飾り物はこまめに替えていたけれど、雛飾りは特にしていなかったように思うとのことでした。「そういわれてみれば、なぜでしょうねえ。奈良には一刀彫とか素敵なお雛様もありますのにねえ・・・」と黒田さん。
 実は昨年、旧居を訪ねてくださった黒田さんから、入江家におられた頃の貴重な写真をたくさん見せていただきました。入江先生の書斎でイスに腰掛け、ポーズをとっている一枚、玄関で少し気取った表情の一枚。入江先生、光枝夫人と一緒にでかけた先での写真もありました。ご夫妻のやわらかな笑顔、何より黒田さんの幸福そうな表情から、お手伝いさんというよりはまるで娘さんのように可愛がられていたのでは・・・と思わずにはいられませんでした。
 ご夫妻やお弟子さんから「ちいちゃん」と呼ばれ、若き日の十年以上を入江家で過ごした黒田さんは、ご親族の事情で入江家を辞すことになりました。「お別れの日は悲しくて。入江先生が門のところで立って、私が何度振り返っても、ずっと見送っていてくださいました。あの姿は今も忘れられないです。あのときの光景は、よく夢にも見ました」。
 入江ご夫妻のお人柄が伝わってくる、ちいちゃんの思い出話。これからも折々にうかがっていきたいと思っています。

    文・倉橋みどり 写真・石井均
posted by アルカからのお知らせ at 10:08| Comment(0) | 入江旧居

2016年02月18日

お礼

イベント「奈良暦ものがたりトーク&ランチ」、講座「奈良きたまちに、松屋がいた!!第4回松屋会記を読み解く」は無事終了いたしました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
松屋会記に関しましては、来年度も引き続き講座を開催していく予定です。詳細が決まり次第、HPなどでご紹介いたします。

  NPO法人文化創造アルカ事務局
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2016年02月05日

奈良暦ものがたりトーク&ランチ 受付終了のお知らせ

2月17日に開催いたします「奈良暦ものがたりトーク&ランチ」は、定員に達しましたので受付を終了いたしました。ありがとうございます。

    事務局
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