2018年08月08日

【入江旧居の二十四節気】立秋

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2018年8月7日は立秋。
酷暑はまだ続きそうですが、それでもやはり立秋の朝晩はほんの少しだけ涼しくなりました。
さて、私の好きな秋の季語に「秋の声」があります。
秋の静けさを感じさせる風の音、雨の音、木々のそよび、街を行きかう人の声声……。
静かにする、というのではなく、自然と穏やかになるという感じでしょうか。
感覚的な季語ですが、この言葉を知ると、たしかに「秋の声」というのはあるなあと思います。
季語の本意からは少し離れますが、個性豊かな人の声も春夏秋冬に分類できるような気がします。
温かく穏やかな話しぶりの方は「春の声」、エネルギッシュにテンポよく話す方は「夏の声」、春と同じように穏やかだけど知性を感じさせる「秋の声」、「冬の声」は低めで頼りがいのある声、という具合に。
生前お逢いすることがかなわなかった入江泰吉先生の声は、
テレビ番組やラジオ番組の録画録音でしか聞いたことがありませんが、
物静かで、ゆったりとしているけど、どこか引き締まったテンポでお話される声はまさに「秋の声」です。
一度でいいからお話をうかがってみたかった、と今さらながら悔しい気持ちにまた襲われています。

   文 倉橋みどり 写真 石井均

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2018年07月23日

【入江旧居の二十四節気】大暑

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2018年7月23日からは二十四節気の大暑。
夏の最後の節気で、20日からは土用に入りました。
今年は何もかもが溶けてしまいそうな酷暑で、
歩いているだけで汗が噴き出してきます。
それでも入江泰吉旧居に入ると、
吉城川のせせらぎの音に涼を感じます。
蝉時雨の合間の、軒先の風鈴の音。
窓いっぱいに映る木々の緑、
部屋に置かれた団扇もまた暑さを和らげてくれます。
入館されるときには真っ赤な顔をして汗だくだったお客様も、
旧居でのんびりとした時間を過ごされるうちに、
また元気を取り戻して、玄関を出ていかれるのが、
スタッフとしてはうれしい限りです。
どれほど暑さが厳しくなっても、
心と体をリフレッシュしていただける場所でありたいな、と思います。


   文 倉橋みどり 写真 石井均


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2018年07月21日

「きたまち平成風土記」勉強会開催のお知らせ

 「奈良きたまち」エリアには、奈良時代から近現代に至るさまざまな文化財、伝承などが残されています。平成最後の年にあたり、これらを長年受け継ぎ、現在も守り続けている地元の人々とともに改めて調査・整理し、その経緯と成果を冊子「きたまち平成風土記」にまとめるプロジェクトを立ち上げました。
 地元に伝わる文化財や伝承の収集、調査、整理の方法論を学ぶ勉強会を開催し、その成果について地域で共有できるような展示・講座を開催する予定です。
 そして、最終的に、これらの経緯と成果を「きたまち平成風土記」と題した小冊子にまとめ、配布します。
 興味を持たれた方、おうちに伝わっているものをどうしようかお悩みの方、ぜひ一緒に「きたまち平成風土記」を作り上げてみませんか?どなたでもご参加大歓迎!

日 時 7月24日(火) 午後5時〜6時ごろ
場 所 「いぶきの間」NPO法人文化創造アルカ内(奈良市東笹鉾町32)
参加費 500円(きたまち平成風土記制作費として積み立てます)
申し込み不要

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